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スバル、2015年度の生産・販売計画が4年連続で過去最高を更新 レガシィ・アウトバックが好調
好調な販売が見込まれる富士重工業(スバル)のレガシィ(写真提供:富士重工業)[写真拡大]
富士重工業(スバル)は16日、2015年度の生産・販売計画を発表した。それによると、レガシィとアウトバックの好調な販売が見込まれ、国内外の合計の生産・販売台数が両方ともに過去最高を更新した。
生産の国内・海外の内訳では、国内生産が3年連続で過去最高となる70万台(前年比101%)、海外生産は2年連続で過去最高となる22万台(同114%)で、国内外の合計の生産は92万台(同104%)で4年連続過去最高となる。
販売の国内・海外の内訳では、国内が15万6000台(前年比92%)で前年比マイナス、海外が78万4000台(同105%)で4年連続過去最高、国内外の合計では、94万台(同103%)で4年連続過去最高となる。
販売の市場別では、米国が54万台(同105%)、カナダが4万5000台(同107%)、中国が6万台(同110%)、その他が13万9000台(同104%)である。
今回、同社はレガシィとアウトバックの好調な販売を受けて、2014年5月に発表した新中期経営ビジョン「際立とう2020」で計画した2016年度の生産能力計画を一部変更する。2014年時点での2016年の生産能力計画は、国内63万台、海外31万台の合計94万台であったが、今回、国内は変更しないが、特にアメリカでレガシィ、アウトバックが好評なことから海外生産能力を32万8000台と1万8000台増加させた。なお、2020年度の計画の国内65万台、海外40万台の合計105万台は変更しないという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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