富士ソフトとレノボ、Windows Server 2003からの移行支援で戦略的提携

2015年1月16日 11:33

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 富士ソフトとレノボは15日、サポート終了が7月15日に迫った「Windows Server 2003」を利用中の顧客の移行支援を行うため提携すると発表した。

 両社の持つ移行支援体制を相互に活用することで、顧客環境を迅速かつ安全に移行できるだけでなく、オンプレミス、クラウド、およびハイブリッドクラウドなどさまざまな移行先環境のオプションの選択ができ、単一の窓口で効率的に相談・依頼ができるという。

 富士ソフトは、東京 秋葉原に「マイクロソフトソリューション&クラウドセンター」を常設し、最新ITソリューションの提案のほか、今回のサポート終了に対しても、14年7月にWindows Server 2003 サポート終了特設サイト「らくらくサーバー移行コンシェルジュ」を開設、14年8月には「速く」、「簡単」、「低コスト」でWindows Server 2003環境を移行できる「らくらくアップグレード for Windows Server 2003」の提供を開始している。

 レノボは、Windows Server 2003 ユーザーの移行を支援する体制として、14年12月に東京 秋葉原に「Lenovo Windows EOS駆け込み寺」を開設。顧客ごとに異なるIT環境を簡易診断し、最適なソリューションの提案を行っている。

 今後、両社は秋葉原の拠点を中核として、両社のノウハウ、経験を融合させたセミナーなどの共催を通じて、最適な移行方法の提案するとともに、両社のサービスを組合わせてより最適な移行ができるサービスなどを拡充していくという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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