村田製作所、面実装タイプで高精度なロータリポジションセンサを発売

2015年1月9日 13:46

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ロータリポジションセンサ「1SVK3シリーズ」(村田製作所の発表資料より)

ロータリポジションセンサ「1SVK3シリーズ」(村田製作所の発表資料より)[写真拡大]

 村田製作所は9日、面実装タイプでは世界最高精度となるという小型・低背のロータリポジションセンサ「1SVK3シリーズ」を開発、2015年2月から量産を開始すると発表した。

 新製品は、従来品 「SV03シリーズ」比で2倍の高精度となるリニアリティ4±1%を達成した。使用温度範囲 は-40℃~125℃ 、寿命は300kサイクルに対応している。サイズはW11×L12×T2.1mmの小型・低背で、0.4g軽量という小型軽量化を達成している。さらに、SV03シリーズ と共通の外観形状 (同サイズ/同重量) のため、設計変更なく置換えが可能である。

 用途は、車載エアコン (クライメートコントロール) などの電子式回転スイッチ、車載HUD (ヘッドアップディスプレイ) スクリーンの視認性調整・位置メモリー・フェールセーフ機能、家電 (洗濯機,コーヒーメーカーなど) の電子式回転スイッチ・セレクター、ロボットなどのモータ駆動装置のフィードバックセンサなど。

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