世界初、スマホをかざすだけで中身が閲覧できるSDHCメモリカードを発売=東芝

2015年1月7日 22:51

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「Memory Card Preview」をインストールした、NFC搭載のAndroidスマートフォンの画面イメージ(東芝の発表資料より)

「Memory Card Preview」をインストールした、NFC搭載のAndroidスマートフォンの画面イメージ(東芝の発表資料より)[写真拡大]

 東芝は6日、世界で初めてNFC(近距離無線通信)機能を搭載したSDHCメモリカードを商品化したと発表した。8GB、16GB、32GB(各オープン価格)の商品を、2月から順次発売する。

 これまで、SDメモリカードの中身を確認するには、通常PCやデジタルカメラにカードを入れて確認する必要があった。しかし同社が開発したSDHCメモリカードは、NFCの「かざす」だけでデータのやりとりができる特性を利用。スロットにSDメモリカードを入れなくても、専用アプリ「Memory Card Preview」(商品の発売と同時にGoogle Playストアにて無料提供)をインストールした、NFC搭載のAndroidスマートフォンをかざすだけで、カードの中身が見える「プレビュー機能」を実現した。

 SDメモリカードの空き容量や、どのような写真が保存されているかが最大16枚までのサムネイルで確認することができる。

 世界初となるこのSDHCメモリカードは、今月6日から9日まで米国ラスベガスで開催されている「2015 International CES (コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」にも出展している。(記事:町田光・記事一覧を見る

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