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東急、ベトナム・ビンズン省で路線バス事業を開業
ベカメックス東急バスがベトナムのビンズン省で19日から開業する路線バス「KAZE SHUTTLE」の車両デザイン(東急電鉄の発表資料より)[写真拡大]
東京急行電鉄は18日、100%子会社のベカメックス東急バスが19日から、ベトナムのビンズン省で路線バス「KAZE SHUTTLE」を本格開業すると発表した。
当面は、今年2月に新省都となったビンズンにおいて居住者の通勤・移動の手段として運行するほか、休日には、新たにオープンしたイオンモール2号店とのチャーターバスとしても機能する。同社は「KAZE SHUTTLE」で、定時運行や安全・快適な車両の導入、丁寧な接客案内など、日本のノウハウを活用し新たな交通システムの整備を図るという。
18日には、旧省都トゥーヤモット市とビンズンを接続するファン・ゴック・タ道路の片側4車線化拡幅工事が完成。道路の全区間(約6.5km)には、ビンズン省として初の試みとなるバス優先レーンを導入し、「KAZE SHUTTLE」の定時性・利便性の向上を図る。
東急電鉄が今年3月に設立したベカメックス東急は、ベトナム・ビンズン省の新たな中心地となるビンズン新都市において、住宅、商業施設、業務施設などからなる「東急ビンズン ガーデン シティ」の開発を行っている。今月末には、その第1弾プロジェクトである高層マンション「SORA gardens Ⅰ」や、フードコートやファミリーマートなどが入居する商業施設「hikari」が竣工予定。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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