ラオックス、電動アシスト自転車用バッテリー3万台分を自主回収

2014年12月16日 12:30

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 ラオックスは15日、同社が製造販売する電動アシスト自転車、合計2万8,959台を対象に、バッテリー部分に不具合があるとして、バッテリーの無償交換を行う自主回収を開始した。

 同社製品に搭載されているバッテリーは、子会社である神田無線電機株式会社が輸入販売している製品。しかし、そのバッテリーからの発火事案が複数件発生しているという。その原因が、バッテリー内の基板回路の設計ミスである可能性が高いとの判断から、今回の自主回収に至った。

 回収対象となるバッテリーの型番は、KMD-BC6、KMD-BC8 、KMD-BT6、 KMD-BT8、 KMD-BT6N、KMD-BT8Nの6種で、搭載車種は婦人車、シティタイプ他11種類におよぶ。同社はこれらのバッテリーを回収し、基板回路の改修措置を実施した新型バッテリーと無償で交換するとしている。

 同社では、インターネット(http://taskal.laox.co.jp/project/)とフリーダイヤル(0120-565-880)で、購入利用者からの詳細の問い合せを受け付けている。また、この交換が終了するまでは、対象となる製品からバッテリーを外し、当該バッテリーを雨水がかかる場所や燃えやすいものが近くにない場所で保管するよう、購入利用者に要請している。また、今回の自主回収に伴う損失引当金は2億円で、2014年12月のグループ連結業績に計上済みとしている。(記事:町田光・記事一覧を見る

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