パナソニック、社内ベンチャーファンドによりIT企業「SecuLynx」を設立

2014年12月12日 17:52

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 パナソニックは12日、企業向けのネットワークセキュリティ関連機器や、ソフトウェアの開発・販売を行う新会社「SecuLynx」を1日に設立し、11日から本格的な業務を開始したと発表した。

 「SecuLynx」は、パナソニック社内のベンチャーファンド「パナソニック・スピンアップ・ファンド」の資金で設立された。資本金は9,000万円で、パナソニックが98%、SecuLynxの社長と社員が2%を出資する。本社所在地は東京都中央区日本橋。人員は3人で、社長には旧松下電工(現・パナソニック電工)出身の久田正美(ひさだ・まさみ)氏が就任する。

 「SecuLynx」は、不正機器接続防止製品とVPN解析ソフト製品のノウハウを活用した上で、情報漏洩のリスクを最小限にする製品を開発し、法人向けや官公庁など向けに販売するという。また、将来的には、ネットワーク家電向けの製品も開発することを目標にしているという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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