アデランスと東工大、人工毛髪の研究・開発に関する学術契約を締結

2014年12月2日 08:35

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東京工業大学大学院理工学研究科の鞠谷雄士教授(左)と、アデランスの根本会長兼社長(アデランスの発表資料より)

東京工業大学大学院理工学研究科の鞠谷雄士教授(左)と、アデランスの根本会長兼社長(アデランスの発表資料より)[写真拡大]

 アデランスは1日、東京工業大学と新しい人工毛髪の研究や開発に関する学術契約を締結したと発表した。

 同社はこれまで10年間、東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻の鞠谷雄士(きくたにたけし)教授から、人工毛髪の原料となるナイロンやポリエステルなどの高分子素材の研究開発の支援を受けている。そして、2006 年には、鞠谷教授との協力で、雨や洗髪、空気中の水分で変化する天然毛髪の風合いを表現することができる「バイタルヘア」の開発を成功した。

 同社では、今後、人工毛髪の研究をさらに進めていくため、学術契約の締結に至ったとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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