【銘柄フラッシュ】MCJなどが急伸しミドルウェアは上場3日目で初値

2014年12月1日 16:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 1日は、原油安や円安を好感する展開となり、日本航空<9201>(東1)が一時7.2%高、全日本空輸<9202>(東1)も一時5.3%高となり連日高値を更新し、住友ゴム工業<5110>(東1)も3.2%高の高値更新など、燃料費や原材料コスト低下への期待が高揚した。

 また、関東電化工業<4047>(東1)は仕手色があり前週前半に開いた決算説明会を材料視する動き再燃とされて8.9%高の高値更新、ゲンキー<2772>(東1)は26日に発表した月次動向を材料に9.9%高となり高値更新、エスアールジータカミヤ<2445>(東2)は株式分割の発表を好感して11.0%高の急伸となり、マミヤ・オーピー<7991>(東2)は衛星測位による自律走行システムを材料に10.6%高の急伸。

 フィンテック グローバル<8789>(東マ)は子会社株の一部譲渡を材料に25.8%高、日本通信<9424>(JQS)は日本郵政が格安スマホ販売に乗り出すと伝えられ、関連株の代表格として18.8%高の急伸ストップ高、ネプロジャパン<9421>(JQS)は携帯販売事業会社の売却を材料に21.1%ストップ高、MCJ<6670>(東マ)はTVに接続するだけでパソコンとして使える手のひらサイズのスティックパソコン開発を材料に後場23.8%ストップ高、研創<7939>(JQS)は本社広島のため大規模土砂災害からの復興期待が言われて3日連続ストップ高の16.8%高。ユーグレナ<2931>(東マ)も高値に進んだ。

 上場3日目のCRI・ミドルウェア<3698>(東マ・売買単位100株)に初値がつき、9時13分に公開価格2400円に対して5.6倍の1万3500円で売買が成立。その後1万6000円まで上げて終値もこの値で高値引け。

 東証1部の値上がり率1位はマーベラスAQL<7844>(東1)の11.9%高となり前週後半に人気ゲームがアップストアのアプリセールスランキング上位に入ったとされたことなどが言われて戻り高値、2位はエコナックホールディングス<3521>(東1)の10.6%高となり株価2ケタのため投機人気を集めやすいとされて高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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