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安川電機、インドネシアにロボットセンタを開設
安川電機がインドネシアのジャカルタ市内に設立したインドネシア・ロボットセンタ(同社発表資料より)[写真拡大]
安川電機は27日、インドネシアにおけるロボット事業の強化を目的に、同国首都ジャカルタ市内にインドネシア・ロボットセンタ(インドネシアRC)を開設したと発表した。
ASEAN地域経済の中核を担うインドネシアは、豊富な天然資源を有し、また世界第4位の人口を擁している。このため、今後も中長期に渡り持続的な経済発展・市場の拡大が見込まれている。安川電機は2008年1月に現地法人である「PT. Yaskawa Electric Indonesia」を設立し、以来、現地での生産自動化に貢献すべく事業活動を推進してきた。今回、同国市場における販売・サービス体制の充実、顧客開拓、顧客の価値創造の支援をさらに強化するべく、インドネシア市場においてロボットセンタを開設した。
この施設は、ユーザーにロボット操作教育、保守教育を提供するとともに「来て・見て・触って」をコンセプトに、実機を使ったデモやテストを通じて、ロボットへの理解を深めてもらうことを目的としている。現地での自動化ニーズが高い自動車・二輪車・建設機械・食品・医薬品・化粧品等の市場への各種ロボットソリューションの提案・提供を強化する方針だ。
またこの施設では、ロボットを使った自動化設備の設計・製作を顧客から請け負うシステムインテグレータ(SI)へのロボットに関する最新情報の提供や教育などのサポート体制も強化する。
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