iPS細胞と3Dプリンタ技術などを使って立体組織や臓器を製造する技術を開発へ

2014年11月11日 21:37

印刷

記事提供元:スラド

maia 曰く、 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、バイオ3Dプリンタや細胞シート積層技術などを用い、iPS細胞などから骨や血管、心臓などの立体組織・臓器を製造する技術開発に着手する(PC WatchNEDOのニュースリリース)。

 採択テーマは5つあり、簡単にまとめると、生体内における組織の再生が可能な骨、軟骨・半月板、膝関節、皮膚の作製が1テーマ、また血栓が出来にくい小口径の血管の作製が1テーマ、厚みがありながら中心部まで栄養分が供給される立体心筋や管状の心臓の作製などに関して3テーマがあるようだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | 医療

 関連ストーリー:
コーセーがiPS細胞による皮膚細胞の「若返り」実験に成功 2014年10月17日
iPS細胞から作った網膜を移植する手術が行われる 2014年09月18日
iPS細胞の臨床研究中止へ? STAP騒動の余波 2014年07月02日
ES/iPS細胞の大規模生産を可能にする三次元培養法が開発 2014年04月25日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事