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佐川急便、大手町・丸の内・有楽町地区の物流コーディネート業務を受託
佐川急便は24日、大手町・丸の内・有楽町地区(大丸有地区)全体の物流コーディネート業務を受託し、10月1日からエリア集配オペレーションシステムの構築を開始したと発表した。大型複合施設が集積する大丸有地区の物流業務の円滑化を図る。
同社によると、荷物の受け取り手や恒常的に出入りする物流事業者と連携して、「大丸有地区エリア集配」のトライアルと貨物車両の駐車マネジメントを実施し、2019年度末までにシステムを構築する計画。
このための取り組みとして、大丸有エリアから直線距離で6キロ~10キロ圏内の4カ所に物流センターを開設する。そこから大丸有エリア内の物流拠点に向けて搬送する物流ソリューションを構築する。大丸有エリア内の4拠点からはシャトル配送(当日配送)を実施する。
今回の大丸有地区における効率的な集配システム構築に先立って、同社は三菱地所プロパティマネジメントから大丸有地区の丸ビル・新丸ビルでの館内物流管理業務を受託し、8月1日から一部業務を先行開始している。
同社は今後、物流管理の充実を図り、エリア内の入居者・利用者への支援サービスと連携させた総合的なサービスシステムの構築を図るとしている。
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