米海軍、電源不要の作業用外骨格をテスト中

2014年10月17日 18:40

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 米軍が「FORTIS」と呼ばれる外骨格を開発しているそうだ(CNNSlashdot)。

 米軍は「TALOS」と呼ばれるパワードスーツを開発していることが過去に話題になっている。TALOSはコンピュータ化された外骨格とも言え、動作に外部バッテリーが必要だ。しかし、FORTISでは人間の筋力だけで動かすためバッテリーは必要ないのが特徴だという。

 FORTISはパワードスーツのように人間を強化するものではなく、重い工具などを外骨格側で支える構造。腕などを疲れにくくするのが目的であるようだ(動画)。本体はアルマイトと炭素繊維で構成された外骨格から構成され、最大36ポンドの重量物を支えることができる。初期テストでは、仕事の種類による違いはあるものの、2~27倍ほど生産性が向上したとしている。

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