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【絶好の買い場か?】乃村工藝社は中期計画でディスプレイ業界、ナンバーワンを目指す
【木村隆のマーケット&銘柄観察】
■乃村工藝社は中期計画でディスプレイ業界、ナンバーワンを目指す
乃村工藝社 <9716> の業績はすこぶる好調に推移しており、更なる好業績買いの動きが再燃の方向が予想される。消費税増税の影響が軽微にとどまり、今2015年上期の業績は予想を上回って推移、通期の業績も増額修正された。株価は好業績買い一巡から調整モードに入っているが、更なる増益の可能性が強くここは絶好の買い場になる。
同社は商業施設や文化施設、企業PR施設などのディスプレイ大手。ディスプレイに関する内装、展示、演出やそれに係わる調査、企画、設計、施工、運営までを一貫して行う。ディスプレイ市場売上高ランキングトップ(会社調べ)にランクされる。
「Forever21」や「ユニクロ」などのファストファッション店舗や「松坂屋名古屋本店」リニューアル、「東京スカイツリー」のタワー展示などの大型案件を手掛けてきた実績をもつ。
第1決算公表時(7月)に上期予想を上方修正した。しかし、第2四半期は消費増税の影響が7月の想定よりさらに軽微にとどまり、採算性を重視した受注と原価管理の徹底を進めることが出来たことで、上期業績は計画を上回った。
オフィスやブライダル施設の環境演出など幅広い分野を手掛けるその他市場が、連結全体の増収を牽引。中核となる専門店市場もモバイル関連店舗の什器製作やアパレル関連店舗の出店、改装なども売上げを伸ばしたほか、売上総利益率の高い広報・販売促進市場も堅調に推移した。
今年度より新たな中期経営計画(2014年度~2016年度)をスタートさせた。中期経営計画においてノムラグループの連携を強化し、競争の質・人財の質を変える取り組みを徹底的に実践して、利益率や経営効率の面でも真のナンバーワンを目指す。
2017年2月期に売上げ1200億円(前期1050億円)、営業利益60億円(同50億円)の姿を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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