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ドコモの新料金プラン、契約数1000万件を突破
6月より開始されたNTTドコモ<9437>の新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の契約数が好調に推移している。15日、NTTドコモの発表によれば、「カケホーダイ&パケあえる」の契約数が10月14日の時点で1000万件を突破した。サービス開始から136日間で1000万件の大台を突破することとなった。
このNTTドコモの「カケホーダイ&パケあえる」は、国内の通信業者としては初めてとなる国内通話完全定額制サービスで、LTE通信の場合だと、国内通話が月額2700円の定額となる。またパケット通信のデータ量を家族間などでシェアすることも可能だ。
6月1日にNTTドコモがこの「カケホーダイ&パケあえる」のサービスを開始して以来、大手3キャリアの残り2社、7月にソフトバンク<9984>、そして8月にKDDI<9433>のauも同様のサービスを開始し、それぞれの料金設定が横並びになったことなどが大きな話題となった。NTTドコモによれば、長期の契約者や家族利用者を中心に契約数が伸びているという。
NTTドコモは7月に、「カケホーダイ&パケあえる」の契約数に関して「2015年3月期までに1000万件を達成する」との目標を掲げていたが、その目標に設定した時期を待たずして、契約数1000万件を突破することとなった。
こうして大手3キャリアがこぞって国内通話定額制サービスを開始したことにより、この料金プランがスマートフォン(多機能携帯電話)の通話料金プランの「定番」となりつつある。そうしたなか、NTTドコモは次の一手として10月からパケット定額プランで余ったデータ量を、次の月に1Gバイト単位で繰り越しシェアすることのできる「パケットくりこし」というサービスを開始。また追加で購入したデータ容量を購入月の次の月にも利用することのできるサービスなども開始。こうしてサービス内容の改新を行い続けたことが、今回の契約数1000万件突破につながったとみられている。
このように好調さをみせているNTTドコモを、ほかの2キャリアが黙ってみているはずもなく、今後も国内通話定額制サービスをめぐる争いは続きそうだ。(編集担当:滝川幸平)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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