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三菱電機、自動車機器のメキシコ新会社が営業開始 北米・中南米の事業強化
三菱電機がメキシコに設立した自動車機器の製造・販売会社、三菱電機オートモーティブ・メキシコ社の社屋(同社発表資料より)[写真拡大]
三菱電機は8日、メキシコに設立した自動車機器の製造・販売会社、三菱電機オートモーティブ・メキシコ社(Mitsubishi Electric Automotive Mexico)が、10月から営業を開始したと発表した。北米・中南米での事業体制強化を図り、新会社で2017年度に売上高300億円を目指すという。
同社によると、北米を中心とした米州地域での自動車販売増加を受け、メキシコでの自動車生産が拡大している。今回の新会社で自動車機器の現地供給体制の構築と価格競争力強化を図るほか、既存の米国拠点である三菱電機オートモーティブ・アメリカ(Mitsubishi Electric Automotive America)と連携して米州全体を視野に入れた効率的事業体制を確立し、さらなる事業拡大を目指すという。
新会社は、所在地がメキシコのケレタロ州エルマルケス市、資本金は5億メキシコペソ(約30億円)、出資比率は三菱電機が95%、三菱電機オートモーティブ・アメリカが5%。オルタネーター、スターター、カーマルチメディア製品、カーメカトロニクス製品などを取り扱う。
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