関連記事
リコー:3Dプリンター事業に参入、仕入れ販売や出力サービスを開始
【9月9日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
リコー(東1・名1・福・札:7752)は8日、3Dプリンターをキーとしたアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)事業(以下「AM事業」)に参入すると発表した。事業の第一弾として、ものづくりイノベーション拠点「RICOH Rapid Fab(リコーラピッドファブ)」を神奈川県横浜市と厚木市に開設する。
リコーグループでは、20年以上にわたり設計業務で3Dプリンターを活用してきた実績があり、試作や金型加工などにおいて数々の技術をもつ。こうした実績と技術を融合したAM事業を立ち上げることで、顧客のものづくりの現場におけるイノベーションを支援したい考え。
2014年度は、二つの「RICOH Rapid Fab」の運営を通じ、3Dプリンターの仕入れ販売、3Dプリンター出力サービス、リコーの実践事例に基づくコンサルティング提案を展開。今後はグローバルに拠点を順次拡張するとともに、3Dプリンターの自社製造・販売も視野に、さらなる研究・開発を進めるとしている。なお、日本における販売はリコージャパンが行う。
なお、「RICOH Rapid Fab 新横浜」(横浜市)は本日より開設、「RICOH Rapid Fab 厚木」(厚木市)は9月下旬に開設の予定。(岡野学)【了】
■関連記事
・リコー:電子デバイス事業を分社化、半導体事業での競争力高める
・ホンダが好決算、アドウェイズが上方修正、JALが1対2の株式分割、リコーが国内販売関連会社を統合=3日の注目銘柄
・リコー:国内の販売関連会社を統合、7月に新会社発足、ワンストップでのソリューション・サービスの提供を強化
※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク