伊藤忠とササクラ、サウジアラビアでの海水淡水化プラントの修繕工事を約38億円で受注

2014年9月6日 17:29

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 伊藤忠商事とササクラは5日、両社が共同で設立したArabian Company and Sasakura for Water & Power(アクアパワー・ササクラ)を通じて、サウジアラビア海水淡水化公団(SWCC)から「アルジュベール フェーズ2 C4 MSF海水淡水化プラント」のリハビリ工事を受注したと発表した。受注金額は1億4,200万サウジ・リヤル(約38億円)。

 「アルジュベール フェーズ2 C4海水淡水化プラント」は、1984年に石川島播磨重工業(現・IHI)が建設した多段フラッシュ(MSF)型海水淡水化プラントで、一日2万3,500トンの造水ができる装置を10系列設置している。同社では約2年8か月の工期で、伝熱管の取り替え、蒸発器の抽気構造の改造などの機能回復・延命工事を行う予定。これにより通常20~25年とされるプラントの寿命を15年以上延命することができるという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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