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丸紅、物流事業子会社を統合
丸紅は3日、100%出資の物流事業会社ロジパートナーズ(LPI)と丸紅物流(MLC)を合併し、「丸紅ロジスティクス」を設立すると発表した。
同社によると、これまではロジパートナーズが国内物流センター・共同配送などの3PL事業を行い、丸紅物流が海上・航空輸送、プロジェクト輸送、不定期船輸送などの国際フォワーディング事業を行うことで、事業領域を棲み分け、各々の専門性の向上、サービス・機能の拡充を進め、事業を拡大してきた。
一方、国内の製造業や流通業による積極的な海外展開に伴い、国内物流や国際輸送に留まらず、三国間を含めたクロスボーダー物流サービスに対するニーズが高まっていることから、合併によってこうしたニーズに対応していくという。また、サプライチェーン全体の受発注・在庫・物流進捗等の情報一元管理や、最適な物流ソリューションを設計・構築・提供することで、既存顧客へのサービス強化や新規顧客の開拓を推進していくという。
今後、米国、ASEAN、中国などの海外物流事業会社との連携強化や海外における商社のネットワークやノウハウ、商物一体型の機能を活用することで2018年度に売上500億円、経常利益35億円の達成を目指すとしている。
新会社の丸紅ロジスティクスは、資本金が2億円で、丸紅が100%出資する。従業員数は約900名。
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