【ニュースで一枚】京写の児嶋一登社長

2014年8月27日 15:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

京都から上京されたのを機に、インタビューをお願いした。「国内は最高の状況」と、好調な業績について語った。

京都から上京されたのを機に、インタビューをお願いした。「国内は最高の状況」と、好調な業績について語った。[写真拡大]

【京写<6837>(JQ・売買単位1000株)の児嶋一登社長】

■国内は最高の状況、現行の年5円配当は見直す方向

 京都から上京されたのを機に、インタビューをお願いした。「国内は最高の状況」と、好調な業績について語った。

 児嶋一登社長は、「第1四半期は、前年同期比10.6%増収、営業利益は2.2倍の増益でしたが、国内が想定以上に好調で在庫がなくなるほどです。車載関係にLEDが高い伸びで、家電関係も堅調ですし映像関係も下げ止まりました。社長に就任以来、生産ラインの自動化に取組んできた効果で生産性が向上、原価率の低下したことが利益に大きく寄与しています」という。

 同社は片面、両面プリント配線板の大手で、とくに、片面プリント配線板では世界でトップ。

 今3月期通期では、売上5.4%増の170億円、営業利益12.7%増の9億円、1株利益45.3円の見通し。

 同社株に対し、いちばん関心と期待の強かった配当について、聞くと、これまでになかった前向きの発言だった。「業績が安定して伸びる目処がつき、財務体質も改善されたので、配当については現行の年5円配当は見直す方向です。先ず、常識的な線というところで配当性向20%を目安に検討します」ということだ。

 27日の359円はPER7.8倍、増配が見込めることが有力となっていることから大きく居所を変える展開となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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