【話題】800円割れの売買単価の行方

2014年7月18日 15:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■6日平均単価では5月ピークから大きく低下、「呼び値・10銭」でいっそう低下か

  このところ低下傾向が顕著な東証1部の売買単価が来週以降、どこまで低下するか注目される。

  直近、17日(木)の売買単価は日々ベースで761円と800円割れとなった。

  日々の数値を6日移動平均とした数値でも今年5月9日の979円のピークとして、7月15日には628円まで下がっている。

 昨年暮れの日経平均寄与度の高い、いわゆる値ガサ株が活躍したことに対し、それ以降、TOPIX型の値の低い銘柄が見直される展開となっている。とくに、年金等の資金は利回りのよい中低位銘柄に買い意欲が強いとみられることも背景としてあるようだ。

  実際、日経平均とTOPIXの関係を示す、「NN倍率」は昨年暮れの12.72倍から足元では1.0倍まで低下、TOPIX優位のデータとなっている。「われわれの運用では、今年始めからTOPIX関連銘柄を中心に組み入れ、大体15%の成績となっている」(某ウファンド運用者)という。

  「来週から、とくに1000円以下の銘柄の呼び値が、円から10銭単位となるため、いっそう中低株に資金がシフトし売買単価は、さらに低下するだろう」(中堅証券)との見方となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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