リチウムイオン比容量7倍の次世代電池を実現できるかもしれない原理が開発される

2014年7月17日 06:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 東京大学・工学系研究科の水野哲孝教授らの研究チームが、リチウムイオン電池の約7倍のエネルギーをためることができるという充電式電池の原理を開発したという(毎日新聞)。

 ただし約7倍という数字は理論上のもので、現段階の実験室のモデルでは2倍程度であるとのこと。この方式はコバルトを含まないため、軽量化できコストも低減できるという。性能を発揮できるよう触媒や電池の構造を改良し、2030年ごろの実用化を目指すとしている。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | 電力

 関連ストーリー:
水素燃料電池自動車は将来有望か 2014年05月20日
フィルム状のマグネシウムを使った新型マグネシウム電池が開発される 2013年12月25日
真水と塩水からエネルギーを生む装置 2013年12月06日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事