【銘柄フラッシュ】沖電線が急伸し新規上場の鳥貴族は公開値の2.2倍で初値

2014年7月10日 16:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 10日は、顧客情報の流出が伝えられたベネッセホールディングス<9783>(東1)は下落したものの、朝方の6.4%安を下限に小戻す展開となり大引けは4.9%安。一方、このところ強い値動きの電線株の中では沖電線<5815>(東1)が11.3%高と高値を更新し、東邦亜鉛<5707>(東1)や大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東1)も小幅だが高値更新。四半期決算が好調だったマルエツ<8178>(東1)は2.7%高、サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>(東マ)は20.8%ストップ高となり各々高値に進んだ。また、このところ地方株に高値更新が目立つとされ、新潟本社のコロナ<5909>(東1)が3.5%高の高値更新、香川本社のアオイ電子<6832>(東2)は3.9%高の高値更新、広島本社のアドテック プラズマ テクノロジー<6668>(東マ)は20.4%高の高値更新となった。

 本日新規上場となった居酒屋チェーン鳥貴族<3193>(JQS・売買単位100株)は買い気配を上げる好発進となり、13時49分に公開価格2800円の2.2倍の6180円で売買が成立し初値を形成。その後、高値は7180円、安値は6100円となり、終値は7180円だった。

 ミクシィ<2121>(東マ)が再び活況高となり、人気ゲームの拡大期待や5月の新興市場回復をリードした記憶の再燃などから約1カ月ぶりに高値を更新し3.6%高。

 東証1部の値上がり率トップはこのところ強い値動きを見せている電線株の沖電線<5815>(東1)となり11.3%高、2位はマーベラスAQL<7844>(東1)の7.7%高となり東海東京証券が目標株価を引き上げたとされて高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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