三井不動産、富山県小矢部市に北陸初のアウトレットモールを着工

2014年7月4日 19:46

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三井不動産が富山県小矢部市で建設に着工したアウトレットモール「三井アウトレットパーク 北陸小矢部」(仮称)のイメージ

三井不動産が富山県小矢部市で建設に着工したアウトレットモール「三井アウトレットパーク 北陸小矢部」(仮称)のイメージ[写真拡大]

 三井不動産は4日、富山県小矢部市に、同社のアウトレットモール「三井アウトレットパーク 北陸小矢部」(仮称)の建設に同日着工したと発表した。同社の三井アウトレットモールはこれが13か所目で、北陸では初めてだという。完成は来年夏の予定。

 計画地は、JR北陸本線の石動駅から約2km。能越自動車道の福岡インターチェンジから 約3km、同道路の小矢部東インターチェンジから 約6km、北陸自動車道小矢部インターチェンジから約8kmの場所となっている。

 敷地面積は約13万㎥で、延床面積は約4万5,000㎥。北陸の気候を考慮し、屋内型の設計を計画している。店舗数は約160店舗、駐車場の収容台数は約2,800台。子ども向けの遊具を設置した屋外広場の整備も計画しているという。また、高さ約50mの観覧車の誘致を目指している。

 店舗部分は2階建て、面積は2万6,000㎥。国内外の著名ブランドをはじめとした、レディス・メンズファッション、キッズ、スポーツ&アウトドア、アクセサリー、ファッション雑貨などに加え、地元飲食店や地産地消の要素を取り入れた店舗を誘致するとしている。

 来年春の北陸新幹線の開通を機に、北陸にも海外からの観光客が増加すると期待されていることから、無料Wi-Fiスポット、多言語表記の館内サインやパンフレットなどを設置し、マレーシアや台湾で同社が開発を推進しているアウトレットモールとの相互送客を計画している。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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