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JR東、東京駅丸の内駅前広場を再整備 歩行者空間を新設
東日本旅客鉄道(JR東日本)は2日、東京駅丸の内駅前広場の整備計画がまとまり、工事に着手すると発表した。交通機能の拡充を図るとともに、首都東京の玄関口として格調と賑わいある新たな都市景観を創出するという。
今回の計画では、広場中央部に大きな歩行者空間「都市の広場(仮称)」、その南北に交通広場を配置した駅前広場を整備する。東京駅は12月に開業100周年を迎えるが、次の100年を見据え、丸の内駅舎とともに長く親しまれる広場空間にするという。
「都市の広場(仮称)」は、緑陰豊かなケヤキの列植、行幸通りとデザイン的な統一を図った舗装や照明デザインなどで、丸の内駅舎とともに日本を代表する都市景観を創出し、東京駅周辺の都市観光の一役を担うという。
交通広場(南部・北部)は、路線バスやタクシーなどの交通機能を集約するほか、四季を彩る植栽などで修景を行うという。現行広場内を大きく占める都道は広場外周に再整備する。
工事は、駅前広場下で行う東京駅丸の内地下エリア整備工事と合わせて、進めていく。完成時期は2017年春の予定。南部の交通広場は、全体完成に先立ち2015年冬に使用開始する予定という。
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