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【経営者の言葉】白鳩の池上勝社長
今年4月、ジャスッダクに上場した白鳩<3192>(JQS・売買単位100株)は760円でスタート、足元では470~500円での下値を固める展開となっている。[写真拡大]
■「京都発のインナー販売有力企業」として世界も見据え20%成長目指す
今年4月、ジャスッダクに上場した白鳩<3192>(JQS・売買単位100株)は760円でスタート、足元では470~500円での下値を固める展開となっている。創業のきっかけとなった白鳩ナイロンの社名を譲り受け、「白鳩」として歩み、来年10月には創業50周年を迎える。
―創業されたのは昭和何年でしょうか。
池上勝社長・・・『昭和40年10月でしたね。たまたま、白鳩ナイロンという会社の靴下を販売しませんか?という新聞広告を見て靴下の職域販売を始め、当時、200円だったグンゼの靴下を165円で販売、1足25円の儲けでしたが、いきなり1ヶ月で80万円売りました。この時のご縁ということもあって、白鳩という社名は気に入っています。白鳩ナイロンは倒産しましたが、白鳩の名前は使っています』という。
2014年8月期の売上は35億3500万円で前期比の伸び率は19.7%、営業利益は前期比31.2%増の1億6300万円と、売上及び利益とも好調見通しである。
売上の中心はインナーウエアである。ワコールなどのメーカーから仕入れ、インターネットを介して個人に販売するeコマース事業である。
―インナーウエアに特化されているのはどのような理由ですか。
池上社長・・・『インアーウエアはアウターウエアと違い、外から見えない特性上、シーズンごとに変わる流行に大きく影響されず、天候などの季節要因のないのが特徴です。当社の取扱アイテム数はレディス、メンズ合計で約1万1000点あります。ワコール、トリンプなどの国内ブランド、エンポリオ アルマーニなどの海外ブランドにCOMUSEなどの自社ブランドで合計80ブランドです』。
会員数は50万人を誇り、しかもリピータ-の多いのが強みという。
―どのようにされて顧客の信頼を獲得されているのですか。
池上社長・・・『感動が当社のテーマです。電話応対から包装まで、すべてにお客様に喜んでいただき感動していただくことをいちばんに掲げています。それによって信頼が生れます。とくに当社では、一部代金後払い方式を採っていますが、信頼関係によって未収金は希少です』。
―今後の目標をお聞かせください。
池上社長・・・『京都発のインナーウエア販売の有力企業として海外にも目を向けたいと思っています。とくに、今回の上場でいっそうの信用度も加わるため年率20%の売上伸長と会員数100万人を目指して取組んで行きます』。
今期予想1株利益は27.1円、配当は「未定」としているが、有配が期待できそうだ。私のモットーは、「歩きながら考える」、「実行第一」です、という池上社長。株価の出直りは近そうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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