シャープ、円形なども実現可能な「フリーフォームディスプレイ」を開発

2014年6月18日 21:48

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四角形状以外に様々なデザインが実現できる液晶ディスプレイ「フリーフォームディスプレイ」の試作品

四角形状以外に様々なデザインが実現できる液晶ディスプレイ「フリーフォームディスプレイ」の試作品[写真拡大]

  • 四角形状以外に様々なデザインが実現できる液晶ディスプレイ「フリーフォームディスプレイ」の試作品
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 シャープは18日、デザインの自由度が高い液晶ディスプレイ「フリーフォームディスプレイ」を開発したと発表した。これまで一般的だった四角形状以外に様々なデザインが実現できるという。

 同社によると、従来のディスプレイは、表示領域の外周部に、ゲートドライバと呼ばれる駆動用回路を配置する一定の額縁幅が必要なため、四角形状が一般的だった。これに対して、今回の新ディスプレイは、このゲートドライバを表示領域内にある画素内に分散して配置することで額縁を極めて細くするとともに、表示領域にあわせた自由な形状のディスプレイを設計することが可能になったという。

 車載用途であれば、スピードメーターとその他のモニターを1つのディスプレイに組み合わせたインパネが実現できる。また、円形ディスプレイを搭載したウェアラブル機器や浮遊感のある新しい映像体験を実現する大型モニター・デジタルサイネージなど、デザイン性の高いアプリケーションの創出に貢献するという。

 同社は今後、「フリーフォームディスプレイ」の早期量産化に取り組んでいくとしている。

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