【銘柄フラッシュ】アイ・ピー・エスやリブセンス急伸しミクシィ規制強化効かず

2014年6月3日 16:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3日は、リブセンス<6054>(東1)が政府の成長戦略に盛り込まれる見込みの働く形態の多様化に期待とされて17.2%ストップ高となり、アルバイト情報サイトなどのディップ<2379>(東1)は10.5%高の高値更新。ピジョン<7956>(東1)は第1四半期の決算の大幅増益を好感して10.2%高の高値更新。日経平均が始値から4月4日以来の1万5000円台を回復し、日立製作所<6501>(東1)が3.3%高となって戻り高値など重厚長大系の出遅れ株に戻り高値が続出。大成建設<1801>(東1)は3日連続高値の0.8%高など、国立競技場の建て替え開始を受けオリンピックに向けた建設ムードが高まり、大手建設株にも高値銘柄が続出。キッコーマン<2801>(東1)は2日ぶり高値の0.5%高。アイ・ピー・エス<4335>(JQS)は6月決算に期待とされて26.3%ストップ高。

 東京電力<9501>(東1)は6.5%高となり、法律見直しによって原発の賠償に制限が付くとの期待から一昨日の戻り高値を更新。原発事故後は目先の材料と需給で高下する値幅狙いの投機銘柄となって大商いを続けたことが何度もあり、目先資金が再び注目する期待。他の電力株は安い。

 ミクシィ<2121>(東マ)は16.5%高となり連日高値。本日の売買から2度目の信用規制(規制強化)が入り前場は反落模様だったものの、14時前後には前日比でプラス転換。6月末に1対5の株式分割を行なうため引き合いは強い模様。

 東証1部の値上がり率1位は前出・リブセンス<6054>(東1)の17.2%ストップ高、2位は株価10円台のランド<8918>(東1)の16.7%高、3位は美容室向けのコタ<4923>(東1)の12.1%高となり3~4月に2倍の急伸となった相場の調整進展とされて出直りを強めた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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