【銘柄フラッシュ】丸栄やUMNファーマが活況高となりKLabやミクシィも高い

2014年5月30日 16:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 30日は、JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1)の柘植社長が昨日の定例会見でリニア中央新幹線の大阪早期延伸に積極姿勢とされて大林組<1802>(東1)が1.1%高ながら3日連続の高値更新、鹿島<1812>(東1)も0.5%高だが連日高値。ソフトバンク<9984>(東1)は米携帯電話TモバイルUS買収を親会社ドイツテレコムが容認と伝えられ、日経平均に連動する売りに押されながらも値を保ち1.5%高。株式分割を発表したファルテック<7215>(東2)は急伸8.9%高。

 オンラインゲーム株物色はいぜん活発で、KLab<3656>(東1)が大幅続伸の16.3%高、ミクシィ<2121>(東マ)は4日ぶりに高値更新の9.6%高となり数日ぶりに全銘柄の売買代金トップ、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)も売買代金上位になり2.6%高。

 また、UMNファーマ<4585>(東マ)は14時にアステラス製薬(4503)と共同開発するワクチンを厚労省に申請と伝わり急伸し19.2%ストップ高。東京電力<9501>(東1)は14時頃に政府が原子力損害賠償法の改正に着手と伝わり急伸し一時13.5%高。

 東証1部の値上がり率1位は百貨店の丸栄<8245>(東1)の33.8%高となり駆け込み需要の反動が小さいとの見方に加え機関投資家の入れ替え買いの観測、2位はKLab<3656>(東1)の16.3%高となり大和証券が業績見通しを引き上げたとされてオンラインゲーム株物色に乗り戻り高値、3位はオルトプラス<3672>(東1)の9.8%高となり「総額5000GREEコインキャンペーン」などに期待とされて続伸し戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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