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住友化学、タンザニアで農業化学品の新会社 アフリカ事業を拡大
住友化学は22日、タンザニアで農業化学品の市場調査と研究・開発を目的とした子会社「住友化学イーストアフリカ社」を設立したと発表した。農地や農業化学品市場の拡大が見込まれるアフリカでの事業拡大を図る。
同社によると、新会社では、水稲、コーンなどの農作物を対象に市場調査、研究・開発を行い、市場性を見極めた上で、農薬などの農業化学品を販売する計画。また、家庭用・業務用殺虫剤などの生活環境事業の拡大も目指していく方針。
新会社は資本金が8億5,000万タンザニアシリング(約5,209万円)で、住友化学と同社の100%子会社が出資する。
アフリカは、人口増加などに伴い、2030年までに農業と農産物市場の規模が1兆ドルを超える潜在力があるとされるほか、食用穀物の栽培に適した未耕作地の面積は全世界の50%を超える4 億5,000万ヘクタールに上る。
住友化学は、農薬事業の強化・拡大をグローバルに進めており、今後も、農作物の生産性向上に貢献するとともに、収益基盤を拡充していくとしている。
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