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三菱電機、凍らせずに鮮度を保つ、業界最大705Lの「MR-WX71Y」など冷蔵庫計2機種を発表
三菱冷蔵庫の冷蔵庫最上位モデル「WXシリーズ」[写真拡大]
三菱電機は21日、家庭用冷蔵庫「置けるスマート大容量」シリーズの最上位モデル「WXシリーズ」2機種を発表した。発表されたのは庫内容量705Lの「MR-WX71Y」(6月27日発売予定)と、庫内容量605Lの「MR-WX61Y」(8月下旬発売予定)。いずれも価格はオープンで、色はクリスタルロゼとクリスタルブラウンの2種類。
冷蔵室の最下部に、食品の内側と外側の温度差を抑えて過冷却状態を作り出すことで、凍らせずに氷点下の温度で食品を保存できる「氷点下ストッカー」を設置。食品を凍結させないため、細胞破壊によって栄養素を含んだドリップ(肉や魚から出る水分)の流出を防ぐことができる上、食品を長持ちさせることができるという。
また、ウレタン発泡技術と高性能の真空断熱材を使った独自の「薄型断熱構造SMART CUBE(スマートキューブ)」で、扉や外壁を薄型化した。これにより、「MR-WX71Y」では、同社が2005年度に発売した545Lの冷蔵庫と同じ、幅80cmで、業界最大の705Lの容量を実現した。
ドアは合計6つで、冷蔵室のドアはセンター開き。ドア面材に強化処理ガラスを採用し、光沢感と高級感のあるデザインにした。フラット調のデザインで、取っ手部分(冷凍室・野菜室)にラウンドを加えることで、柔らかさを演出したという。また、指の引っかけ部分を大きくし、握りやすくした。
サイズは、「MR-WX71Y」が幅800×奥行738×高さ1,821(mm)、「MR-WX61Y」が幅685×奥行738×高さ1,821(mm)。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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