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近年注目される「任意コード実行を使ったゲームの高速クリア」
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 動画共有サイトなどでは、ゲームをいかに短時間でクリアするかにチャレンジしている動画が多く公開されている。これらは「TAS」と呼ばれているが、最近は「任意コード実行(ACE)」と呼ばれる手法を使った超短時間でのゲームクリアが注目されているらしい(ロックマン1のディレイエンディングTASについて:FinalFighterのブロマガ)。
任意コード実行とは、ゲームのバグや不具合を利用して通常は実行されるはずのないコードを実行させることで、通常実行できないようなプレイを行うというテクニック。先の記事では、ファミコン版のロックマン1で、画面上に存在する見えないオブジェクトを利用してメモリバンク切り替え処理に不具合を生じさせ、かつオブジェクトに対する処理を実行するプログラムのアドレスをコントローラから特定の入力を行うことで操作し、ゲームのエンディング部分のプログラムを呼び出すという手法が解説されている。
今回のTASプレイは数年にわたって研究を行った末に完成したとのことで、プレイ中のメモリ内容の観察や多くの試行錯誤を経て成功したようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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