パナソニック、カーナビ「ゴリラ・アイ」「ゴリラ」の測位精度を高めて新発売

2014年5月12日 17:41

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パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズが新発売するSSDポータブルカーナビゲーション「CN-GP747VD」(表面)

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズが新発売するSSDポータブルカーナビゲーション「CN-GP747VD」(表面)[写真拡大]

  • パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズが新発売するSSDポータブルカーナビゲーション「CN-GP747VD」(裏面)
  • パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズが新発売するSSDポータブルカーナビゲーション「CN-GP745VD」
  • パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズが新発売するSSDポータブルカーナビゲーション「CN-GP740D」
  • パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズが新発売するSSDポータブルカーナビゲーション「CN-GP540D」

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは12日、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ・アイ」、「ゴリラ」の新製品4機種を6月12日から順次発売すると発表した。

 「ゴリラ」は発売以来、基本機能である「自車位置測位精度」の向上にこだわってきた製品。ポータブルカーナビゲーションにとって、GPSを受信できないトンネル内、ビル街、高架下等は、運転中に自車位置が測位できない課題があったが、同社は、2013年にGPSに加え準天頂衛星「みちびき」に対応した製品を発売し、自車位置測位精度の向上を図った。今年度は、さらに精度を向上させるため、ロシアの「グロナス」衛星受信に対応し、3種類の衛星を使ったトリプル衛星受信を可能とした。

 また、製品4種のうち「GP747」、「GP745」、「GP740」の3つは、従来のジャイロに加えてオプションのOBD2アダプターで車両から取得する速度情報を自車位置測位に利用する。衛星・ジャイロ・OBD2によって、測位衛星が長時間受信できないトンネル内でも高精度な自車位置測位を実現したという。

 「GP747」では、高精細ドライブカメラを搭載しており、エンジン始動に連動して、車両前方の交通状況やドライブ中の美しい風景を高画質で常時録画できる。ナビ画面では、地図と動画の同時再生もできる。

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