JR東日本、インドネシアの鉄道会社と協力覚書 車両譲渡や人事交流

2014年5月9日 09:01

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ジャカルタで運行しているJR東日本が譲渡した車両

ジャカルタで運行しているJR東日本が譲渡した車両[写真拡大]

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は8日、インドネシア鉄道会社(Kereta Api Indonesia)、ジャカルタ首都圏鉄道会社(KAI Commuter Jabodetabek)の2社と、鉄道運営で相互に協力する覚書を3月26日に締結したと発表した。

 今後、鉄道のオペレーションやメンテナンス、マネジメント等の分野で情報交換や意見交換、人事交流などを行なう予定。具体的な交流の内容やスケジュールについては、三社間で協議のうえ決定していくが、車両メンテナンスに関する情報交換を始めたほか、今後、地上設備についての情報交換も実施していくという。

 JR東日本は、昨年9月から、埼京線で使用してきた車両180両をジャカルタ首都圏鉄道会社に譲渡するとともに、11 月から技術者を派遣して現地で車両の保守に関する技術支援を実施してきた。

 また、横浜線で使用してきた 205系車両約170両の譲渡を5月下旬に開始する予定という。

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