リクルート、「Ponta」と提携でポイントサービス統合　15年春めど

　リクルートホールディングスは30日、共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングと資本業務提携したと発表した。提携により、2015年春頃をめどにリクルートが発行する「リクルートポイント」を「Pontaポイント」に変更するという。

　「リクルートポイント」は、リクルートグループが運営するホテル予約サイト「じゃらんnet」、美容室検索サイト「ホットペッパービューティー」、共同購入サイト「ポンパレ」などで利用できるポイント。今回の提携の第一弾では、コンビニエンスストアの「ローソン」、家電量販店「ビックカメラ」など実店舗で利用できる「Pontaポイント」と「リクルートポイント」の相互交換サービスを2014年初夏に提供する予定。

　さらに、2015年春には、「リクルートポイント」を、原則として「Pontaポイント」に変更する。リクルートグループと「Ponta」提携社の提供するサービスの利用者は、「Pontaポイント」を共通的に利用できるようになるという。

　また、同時期に「PontaWEB会員」を新設し、インターネット上のIDを「リクルートID」と共通化する。両社合わせてポイントがたまる・つかえる店舗が国内最大級の約10万店舗となる。

　資本提携としては、リクルートホールディングスがロイヤリティ マーケティングの第三者割当増資によって、15％の資本参加を行なう予定。