山陽新幹線に子供向け改造車両「プラレールカー」が登場 大型ジオラマや運転台など設置

2014年4月17日 16:03

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プラレールカーの車内イメージ図

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  • プラレールカーのラッピングイメージ図
  • プラレールカーのラッピングイメージ図

 西日本旅客鉄道(JR西日本)、タカラトミー、パナソニックの3社は16日、子供向けサービス「プラレールカー」を7月から提供すると発表した。山陽新幹線の500系「こだま」号で、鉄道玩具「プラレール」と乾電池「エボルタ」がタイアップした車両改造を実施し、家族で楽しめる車両を導入するという。

 「プラレールカー」では、1号車を「プラレール」の世界を表現した空間に改造。1800mm×1800mmの迫力あるプラレールの大型ジオラマや、500系新幹線の運転台を子供向けにアレンジした運転台を設置する。ハンドルは、操作すると速度メーターなどが動くほか、1号車運転台からの映像をリアルタイムでモニタに投影して、実際に新幹線を運転している臨場感が味わえるという。

 そのほか、無料貸し出しされるプラレールなどで遊べるプレイゾーン、記念撮影スポット、記念キャラクタースタンプ台なども備える。車内オリジナルプラレールやキャラクターシールも配布するという。

 運転日は、7月から2015年3月までの毎日となる予定。運転列車は、こだま 730号(博多6:33発 → 新大阪11:14着)の1号車と、こだま741号(新大阪11:30発 → 博多16:03着)の1号車。1号車は自由席で、プラレールカーを利用するための特別な予約やきっぷは必要ない。プラレールカーの車両側面には、プラレールをデザインしたラッピングを行う。

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