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東芝、世界最速のmicroSDカードを製品化 書込み240MB/秒
世界最速の転送速度を実現した東芝のmicroSDカード(同社発表資料より)[写真拡大]
東芝は17日、スマートフォンやタブレットなど向けに世界最速の転送速度を実現したというmicroSDカードを製品化し、携帯機器メーカーやセットメーカーなどに対して同日サンプル出荷を開始すると発表した。
新製品は、容量が32GBと64GBの2種類。SDメモリカード規格Ver.4.2の高速シリアルバスインターフェース規格であるUHS-IIに業界で初めて対応し、32GBの製品では、最大読出し速度260MB/秒、最大書込み速度240MB/秒と、UHS-I対応の同社従来製品と比べ、書き込み速度は約8倍、読み出し速度は約2.7倍の速さを実現した。
また、64GBの製品では、最大読出し速度145MB/秒、最大書込み速度130MB/秒と、いずれも世界最速の転送速度という。
転送速度が向上したことで、時間がかかりがちな大容量の動画や音楽ファイルなどを保存する時間を短縮することができる。また、デジタルカメラで利用する際は、書込み時間の長さによって発生するインターバル時間をより短くすることができるため、より細かい連続性のある写真撮影が可能となる。
同社は、スマートフォンやタブレット端末の高性能化で外部メモリの大容量化や転送速度の高速化ニーズが高まっていることを踏まえて、今後も大容量、高速タイプのラインアップを拡充し、microSDメモリカードシリーズの販売強化につなげていくとしている。
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