関連記事
「会社の飲み会に参加したくない理由」 最多は「長時間拘束」
会社での「飲み会」に出席したくないと思う際の理由に関してのアンケート調査が行われた。NTTコムリサーチがモニターに対してアンケートを行い結果を集計したもの。調査期間は2014年1月27日~2014年1月30日。有効回答者数は1,141名。理由のうち、1位を100点として統計的処理を行った。
「会社の飲み会に参加したくない理由ランキング」、第1位は「二次会、三次会…と長時間にわたって拘束される」が100。次いで、第2位は、「お酒をついだり、目上の人に気を遣うのが面倒」95.8。第3位は、「酒癖の悪い人の相手をするのが面倒」74.5という結果となっている。いずれも、会社の飲み会に参加したことがある人なら何となく頷ける理由となっているのではないだろうか。
第4位以下は、「偉い人の隣になったとき何を話していいのかわからない」74.1、「話したくないプライベートなことまで聞かれる」72.2、「会費が自分にとっては割高である」71.0
「苦手な人がいて楽しくない」69.5、「話の合う人がいなくて退屈」51.4、「できるだけ多くの人が参加できる日程を調整するのが面倒」50.2、「プライベートの予定を調整しないといけなくなる」47.9となっている。人間関係の煩わしさだけでなく、予定の調整や費用面での面倒を訴える声も聞かれた。
以下、「気を許せる相手がいないので気持ちよく酔えない」46.3、「お酒が弱いのに飲まないわけにいかない雰囲気になるのが辛い」41.3、「上司や先輩から説教をされる」39.4、「社員全員の要望を満たすお店選びに苦労する」36.7、「飲めないお酒をすすめられ酔いつぶれてしまう」36.3、「仕事の話ばかりでつまらない」34.4、「無礼講だからといって、本当に失礼なことを言う人がいる」24.3、「大声で話す人がいてうるさい」24.3、「本音で話し合おうと言われて本音を言うとあとで非難される」21.6、「当日のドタキャンが多く、会費が高くなる」15.4。
「無礼講だからといって、本当に失礼なことを言う人がいる」と、「本音で話し合おうと言われて本音を言うとあとで非難される」がほぼ同数であることから、人によって宴席の際のコミュニケーションの考え方に差があることが推測される。そのあたりから問題が生じるというケースもありそうだ。
歓送迎会やお花見等。なにかと宴席の機会が増えるこの季節。楽しみでもある反面、頭痛の種になることもあるようだ。(編集担当:堺不二子)
■関連記事
・若者を死に追いやる「イッキ飲み」、アルハラを防ぐには?
・20代男子はお酒が苦手? 上司との関係で悩む若手も
・消費増税に「反対」多いのは女性、削られるのは「食費」?
・ドリンク商戦の今年のキーワードは「香り」
・ビールの約半分は税金なのを知っていますか?
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク