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東芝 セミコンダクター&ストレージ、暗号化機能搭載HDDが米安全規格の認証を取得
東芝 セミコンダクター&ストレージ社は25日、暗号化機能つき薄型HDD「MQ01ABUxxxBWシリーズ」が、暗号モジュールを認定する米国政府のコンピュータ安全規格であるFIPS140-2認証を取得したと発表した。
「MQ01ABUxxxBWシリーズ」の暗号化機能は、TCG (Trusted Computing Group)の安全規格である「Opal」に基づいて設計されている。HDDが搭載されたPCが盗難された場合などに記録データが読み取られるのを防ぐ ことや、HDDの再利用時などに記録データを短い時間で無効化することなどが可能(Cryptographic-erase機能)。
また、あらかじめ登録されたシステム以外からHDDにアクセスされた時にデータを自動的に消去する、独自のwipe technologyにも対応している。
暗号化機能搭載HDDは、ソフトウエアによる暗号化に比べて搭載システムへの負荷がなく、暗号ソフトウエアの初期適用時に時間をかけて暗号化するという作業もない。さらに、「MQ01ABUxxxBWシリーズ」には開封痕跡が残る特殊ラベルが使用されており、HDDが不正に開封されたときに明確な証拠を残すことができるという。
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