息で病気を検出するデバイスが開発される

2014年3月25日 08:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 東芝が息を吹きかけるだけで病気を探知できる機器を開発したそうだ(AFPBBニュース@IT)。

 このデバイスは「ブレサライザー(呼気分析装置)」と呼ばれており、吐いた息に含まれる微量なガスを赤外線レーザーを使用して分析するというもの。公開された試作機は小型の食器洗い機ほどのサイズで、二日酔いを引き起こす成分とされるアセトアルデヒド、糖尿病や肥満の人の息に多く含まれているというアセトン、腸内細菌によって生成されるメタンの分析が可能だそうだ。

 、今後はより多くのガスを探知できるよう開発を進めるという。2014年4月より実証実験が行われるとのことで、来年には商品化したいとのこと。

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