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マレーシア航空370便が消息を絶ってから1週間が経過する
マレーシア航空370便(MH370)のボーイング777-200型機が南シナ海上空で消息を絶ってから1週間が経過するが、発見につながる有力な手掛かりはいまだに得られていない。いったいどこに消えたのだろうか(マレーシア航空 — MH370 Flight Incident、時事ドットコムの記事)。
MH370便はクアラルンプール発の北京行き。同機は乗員乗客計239人を乗せて現地時刻3月8日午前0時41分にクアラルンプールを出発し、同日午前2時40分の管制との通信を最後に行方がわからなくなっている。当初、同機はタイ湾のベトナム沿岸にあるトーチュ島付近に墜落したとみられており、ベトナム軍機が海上に広がる油の帯を発見しているが、同機との関連は否定されている。中国の衛星が南シナ海上で発見した浮遊物に関しても、実際に現物を確認することはできなかったようだ。南シナ海の石油掘削施設で働くニュージーランド人労働者が火を噴く飛行機を目撃したとの報道もある(The Star Onlineの記事、ABC Newsの記事、The Straits Timesの記事)。
一方、マレーシア軍のレーダーによると同機が方向転換を試みた可能性もあるという(Al Jazeeraの記事)。消息を絶ってから4時間以上にわたって同機のエンジンがロールスロイス社に稼働状況を送信していたとも報じられたが、マレーシア当局は否定している(The Guardianの記事、本家/.)。このほか、乗客のうち2名がタイで盗難にあったパスポートを使って搭乗していたことや、副操縦士が以前乗客を操縦室に入れていたことなども報じられているが、事故との関連は確認されていないようだ(CNN.comの記事、時事ドットコムの記事)。
なお、マレーシア航空ではクアラルンプール-北京-クアラルンプールのルートで使用していたフライト番号MH370/MH371を廃止。今後はMH318(往路)/MH319(復路)のフライト番号で運行するとのこと。 スラッシュドットのコメントを読む | 交通
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