ノーベル平和賞達による「ブラック・マンデー」に要警戒

2014年3月14日 13:40

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記事提供元:フィスコ


*13:40JST ノーベル平和賞達による「ブラック・マンデー」に要警戒
16日に予定されているクリミア自治共和国でのウクライナからの独立を問う住民投票を巡り、ノーベル平和賞受賞者のオバマ米大統領(2009年受賞)と欧州連合(2012年受賞)と、2014年のノーベル平和賞候補に挙がったプーチン・ロシア大統領との間で一触即発の状況となっている。


プーチン・ロシア大統領は、約80000人のロシア軍をウクライナ国境に集結させており、16日の住民投票後のウクライナ及び欧米の出方次第では、軍事介入の可能性を示唆している。

ケリー米国務長官は、「欧米は17日に非常に深刻な措置をとる可能性」と警告しており、17日月曜日は、何回目かの「ブラック・マンデー」となる可能性に警戒すべきか。


ロシアとアメリカの間で第2次冷戦が始まった場合、オバマ米大統領が手を引き、プーチン・ロシア大統領の発言力が増しつつある、シリアとイランでの緊迫度合いが増大することになり、2013年にノーベル平和賞を受賞した化学兵器禁止機関の存亡が危うくなる。《MY》

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