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ユーロ週間見通し:EUによるウクライナ暫定政府への金融支援を見極める展開
記事提供元:フィスコ
*14:34JST ユーロ週間見通し:EUによるウクライナ暫定政府への金融支援を見極める展開
■ユーロ上昇、欧州中央銀行定例理事会での金融政策据え置きで
先週のユーロ・ドルは、欧州中央銀行定例理事会で現状の金融政策の維持が決定され、2014年の経済見通しが上方修正されたことで、1.3708ドルから1.3915ドルまで上昇した。先週のユーロ・円は、欧州中央銀行定例理事会での金融政策の現状維持、ウクライナ情勢の緊迫緩和を受けて、139円15銭から143円79銭まで上昇した。取引レンジ:ユーロ・ドル1.3708ドル-1.3915ドル、ユーロ・円139円15銭-143円79銭。
■ウクライナ情勢に要注目
今週のユーロ・ドルは、16日のクリミア自治共和国の住民投票に向けて、欧州連合(EU)によるウクライナ暫定政府への金融支援を見極める展開となる。欧州連合司法裁判所による国債購入プログラム(OMT)の司法判断への警戒感、欧州中央銀行(ECB)によるストレステスト(健全性審査)への警戒感などもユーロ売り要因となる。
今週のユーロ・円は、日本銀行金融政策決定会合での異次元の量的・質的金融緩和第2弾、ウクライナ情勢などを見極める展開が予想される。
○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・12日(水):(ユーロ圏)1月鉱工業生産
予想レンジ:ユーロ・円139円00銭-144円00銭/ユーロ・ドル1.3500ドル-1.4000ドル《TN》
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