【銘柄フラッシュ】イメージ情報開発が急伸し新規上場のサイバーリンクスは好調

2014年3月6日 16:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 6日は、クミアイ化学工業<4996>(東1)が第1四半期決算を好感して急伸8.4%高となり、アルチザネットワークス<6778>(東マ)は第2四半期決算の黒字転換を好感して20.2%ストップ高、常磐開発<1782>(JQS)は業績予想と配当予想の増額を好感して28.9%ストップ高。イメージ情報開発<3803>(JQG)は2月末の黒字転換予想を材料に5日連続ストップ高の30.0%高。

 求人関連のリブセンス<6054>(東1)は10.3%ストップ高、人材派遣のアウトソーシング<2427>(東1)は9.2%高。シャープ<6753>(東1)が2015年度入社の新入社員を前年度の3倍に大幅増員と伝えられ、求人市場の回復期待が拡大。アプリックスホールIPディングス<3727>(東マ)はスマートフォン用アクセサリーなどの商品化を簡単化するモジュールの開発などが言われて22.6%ストップ高。

 三鬼商事(東京・中央区)による東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率が8カ月連続改善と伝えられ、三井不動産<8801>(東1)が終値で1月下旬以来の3300円台を回復し4.3%高など、不動産株が軒並み続伸。NTT(日本電信電話)<9432>(東1)は個人株主を増やしたい意向と伝えられて1.3%高程度ながら高値更新。

 本日新規上場のサイバーリンクス<3683>(JQS)は前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、大引けは公開価格2400円に対し2.3倍の5520円の買い気配。クラウドサービスや移動体通信機器の販売などを展開。

 東証1部の値上がり率1位は日本電子材料<6855>(東1)の19.3%ストップ高となりスマートフォンの撮影機能をデジタルカメラに近づける動き活発化と伝えられ検査需要に期待拡大、2位は日本冶金工業<5480>(東1)の11.2%高となり戦略特区構想の候補地に思惑再燃、3位はアプラスフィナンシャル<8589>(東1)の11.0%高となり英フィナンシャルタイムズの日本株指数に採用とされ意外感、4位は前出・リブセンス<6054>(東1)の10.3%ストップ高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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