ドワンゴの「入社希望者に対する受験料徴収制度」、厚労省から行政指導を受ける

2014年3月3日 21:43

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、ドワンゴグループが2015年の新卒採用から入社試験に「受験料」制度を導入することが話題になったが(ドワンゴが入社試験に受験料制度を導入)、厚生労働省がこれに対し行政指導を行っていたそうだ(読売新聞)。

 「受験料制度が他社にも広がれば、お金がない学生の就職活動が制約される恐れがある」として問題視されたのが理由という。また、職業安定法には「労働者の募集を行う者及び労働者の募集に従事する者は、募集に応じた労働者から、その募集に関し、いかなる名義でも、報酬を受けてはならない」(第三十九条)という規定があり、受験料の徴収がこれに違反しているのではないかという話もある。ただ、ドワンゴ側は徴収した受験料を全額寄付しており(ITmedia)、報酬には当たらないという認識を示しているという。

 また、ドワンゴ側は事前に当局に受験料の徴収の可否について問い合わせをしていたという話もあるようだ。

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