【話題】ロシア株が急落5%安となりルーブルは対ドルで最安値と伝わる

2014年3月3日 17:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■即日実施の利上げに加えウクライナ情勢が影響か

 3日のロシアの金融市場では、ロシア中央銀行が主要政策金利を5.5%から7%に引き上げて即日実施と伝えられ、ロシア株式市場が朝方に急落。主要株価指数RTSは前週末比で一時10%を超える下落となった模様だ。

 15時過ぎのロイター通信によると、ロシア中央銀行は3日、主要政策金利を5.5%から7%に引き上げることを決定し、即日実施。序盤のロシア金融市場では、ロシアの通貨ルーブルが対ドルで2.5%安の36.5ルーブルと、過去最安値を記録。ルーブル建てのMICEX株価指数は5%下落したという。また、関連報道では、要株価指数RTSは前週末比で一時10%を超える下落となった模様だ。経済活動が政治の不安定を嫌うことは洋の東西を問わず、ウクライナへの軍事介入も少なからず売り要因になっている可能性がある。

 東京市場の3日終値は日経平均の終値が1.27%安(188円84銭安)の1万4652円23銭だった。本日の最大の下げ率は10時前の一時2.68%安(397円97銭安)の1万4443円10銭だった。

 また、日経平均の先物の終値は1.55%安(230円安)の1万4630円。3日の夜間取引(16時30分から翌朝3時まで、4日売買分として扱う)は1万4600円(通常取引の終値比30円安)で売買開始となり、17時にかけては1万4590円前後で推移している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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