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NEC、中小店舗向け「モバイルPOS」の国内提供を開始 タブレット端末でPOS
「NEC モバイルPOSソリューション」の画面イメージ[写真拡大]
NECは27日、タブレット端末を活用したPOSシステムをクラウド型で提供する「NEC モバイルPOSソリューション」を3月から国内で提供開始すると発表した。
「NEC モバイルPOSソリューション」は、タブレット端末を活用し、店舗管理(精算・売上管理・分析)、決済(電子マネーなど)、CRM(会員管理、ポイント、クーポン)などの機能をクラウドから提供するサービス。店舗管理などの機能を低価格・短期間に導入できる特長を持つ。
国内での提供開始にあたり、パートナー企業が提供する予約管理システムやO2O(Online to Offline)型電子レシートシステムとの連携などの機能を強化した。
機能強化の1点目として、VESPERの予約管理システム「TableSolution」との連携機能を新たに提供する。従来は手作業で行われていた予約台帳や顧客台帳の情報とPOSシステムで管理する情報の統合管理を可能とし、店内配席から注文管理、会計までの一連の業務の効率化できるという。
また、ログノートのO2O型電子レシートシステム「iReceipt」との連携機能も新たに提供する。これによってiReceiptアプリ会員は、店舗での会計時に電子レシートをスマートフォンで受け取り、表示可能となるため、レシートの紛失や印字の経年劣化の可能性が低減できる。
一方、店舗は、購入データに基づき顧客に適したクーポンや新商品情報を電子レシートに表示するなどの販売促進活動を容易に実施できるようになるという。
同社は、2018年度末までに国内外で計10万店舗への提供を目指すという。
同サービスは、国内に先行して台湾最大の飲食店口コミサイト「iPeen(アイピーン)」を運営する紅谷資訊股(HongKu)と提携し、iPeenの加盟店に対して2013年5月からサービス提供している。
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