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富士通、ふくおかFGから手のひら静脈認証タブレット2000台を受注
ふくおかフィナンシャルグループが導入する富士通の手のひら静脈認証センサー内蔵Windowsタブレット[写真拡大]
富士通は20日、ふくおかフィナンシャルグループから、渉外活動用端末として手のひら静脈認証センサー内蔵タブレット2,000台と、タブレット端末から安全に行内システムを使用するための仮想デスクトップ基盤の構築を受注したと発表した。
ふくおかフィナンシャルグループは、傘下の福岡銀行、熊本銀行、親和銀行の渉外行員に、4月から、順次、渉外活動用端末を配布し、本格運用を開始する予定。
今回のタブレット端末は、富士通のハイスペックタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q704/H」をカスタマイズし、手のひら静脈認証センサーを世界で初めて内蔵したもので、高精度の識別が可能な手のひら静脈認証により不正使用を防止するという。
3行の行内システムと高セキュリティ環境下で接続されており、渉外行員は、タブレット端末から自行の行内システムを利用できる。これにより、外訪先で顧客の取引履歴や、各種金融商品の運用状況などを参照しながら、個々の顧客に最適な提案が可能となる。また、タブレット端末を通常の業務端末としても利用でき、いつでもどこでも、業務手続を行うことができる。
さらに、ふくおかフィナンシャルグループは、富士通の運用センターから、今回構築する仮想デスクトップ基盤を24時間365日体制で運用管理するLCMサービスを採用し、運用・保守業務負荷の軽減も図る。
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