NVIDIAの次世代アーキテクチャ「Maxwell」コアを採用したGeForceが発表される

2014年2月19日 22:50

印刷

記事提供元:スラド

uxi 曰く、 NVIDIAの次世代GPUアーキテクチャとされる、Maxwellアーキテクチャを使ったGPUを搭載する新グラフィックボード「GeForce GTX 750」および「GTX 750 Ti」がリリースされたようです(PC Watch の記事PC Watchのレビュー)。

 性能を伸ばしながらもTDPを大きく削減するなど、共に順調に進化しているようです。

 ただ、CUDA GPUSを確認してみると、第2世代KeplerであるGK110、GK208は CUDA Compute Capability 3.5に対応していたにも関わらず、今回リリースされたGTX 750、GTX 750 Ti(GM107)はCUDA Compute Capability 3.0にしか対応していないとの記載が……。

 4Gamerの記事によると、CUDA SDKでの確認ではこの値は「5.0」に設定されていたとのことで、CUDA GPUSに記されている値が間違っているようだ。

 近年のNVIDIAのGPUは電力効率が課題だったが、Maxwellアーキテクチャではこれが大幅に改善されており、「消費電力当たりの性能が4年で4倍になった」という。今回発表された「GeForce GTX 750」および「GTX 750 Ti」のTDPはそれぞれ55W、60Wと低く、リファレンスボードはともに補助電源が不要なタイプになっているとのこと。基板サイズが小さいこともあり、小型のケースを利用している場合でも組み込みやすそうだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア

 関連ストーリー:
AMD、新世代APU「Kaveri」を発売 2014年01月16日
NVIDIA、PC向けと同じアーキテクチャのGPUを備えたモバイル向けプロセッサ「Tegra K1」を発表 2014年01月08日
NVIDIA、スーパーコンピュータ向け数値演算アクセラレータ「Tesla K40」を発表 2013年11月20日
AMD、新世代GPU「Radeon R9/R7」シリーズを発表 2013年09月27日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事