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遠隔操作ウイルス事件の初公判、被告は事実無根と主張
headless 曰く、 東京地裁で12日、遠隔操作ウイルス事件の初公判が開かれた。被告は「徹頭徹尾、事実無根です」と述べ、起訴事実を否認したそうだ(毎日新聞、NHKニュース、日刊スポーツ、時事ドットコム)。
冒頭陳述で検察側は、被告の職場のパソコンにウイルスの痕跡が残されていた点や、江の島で首輪に記録媒体を付けられた猫に被告が接近する様子などが写された防犯カメラの映像などの状況証拠を提示。猫に首輪を付けることができたのは被告だけだと主張したという。弁護側は猫の首輪に記録媒体を貼り付けたテープから別人のDNAが検出された点や、首輪を取り付ける場面が防犯カメラの映像に写っていない点などを指摘。被告のパソコンに残された痕跡も遠隔操作による可能性があると反論したとのこと。
また、被告自身も1時間にわたって冒頭陳述を行い、ウイルス作成に使われたプログラミング言語について、まったく理解できないわけではないが「ウイルスのような高度なもの私が作ることは不可能」と述べ、長期にわたる拘束に対して保釈申請を認めるように訴えたとのことだ。
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